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* はじめに *まじめに*

この本は「初心者の語りをそのまま本にするシリーズ」の第2弾。

一日早く現地入りした先輩がいろいろなお話をしてくれるような本で、、旅行ガイドというよりは初心者ならではの新鮮な感動やカンチガイ
などをもとに正直につくった旅エッセイみたいなものです。旅行ガイドってたくさん情報があってウキウキなんですが、実際に自分が初めて
行った時に消化できるのはその何分の一じゃないですか??なので初心者が体験できる“限られた日にち”と“ピンポイントな目的”にこだわっ
作ったので少し偏りがあるかもしれません。でも初めて行った人が初めて体験したことを素直に載せています。その屋久島編です。

でもなぜ屋久島に?

はじめてのトレッキング、登山に行くとしたらどこに ?登りやすいところ ?いや、登頂したときの言葉にならない達成感を想像すると少々
高い目標になってしまいますがトレッキング未経験のひとでも知っている大きな目標、おうよ!日本最高峰の富士山!世界遺産の屋久島!
ってことで!わたし、まさにそれです!でも屋久島はちょっと遠かったので、ワタシの場合は先に富士山に挑戦!
じゃあ、なぜ富士山の本じゃないのさ!そ・れ・は・ね、、、
トレッキングに限ったことではないですが、初めてが楽しかったかどうかは重要です。ワタシの感想ですが富士山は楽しいというか、
、、、言うなればアレは戦い、
そう、自分との戦いなのです!茶色い山肌に時間と共にかわる空の表情以外は何もなく、吹き抜ける風、時には激しい雨、そして昼間は
日焼けする程の照りつける太陽。もちろん日陰なんかありゃせんです。わき水もありゃせんですよ。そんな中、山頂目指してひたすら登る
んです。しかーし!綺麗な夜空に散りばめられた星、夜明けの空のグラデーションは圧巻!ですが、本8合を越えるともう空気は薄く
少し歩くだけでゼェゼェ。。。気温は夏ですが日の出前なんかそりゃ〜寒いんです。沸点の低いぬるい飲み物で身体あたため、
そして、うたた寝するとすぐ頭痛くなっちゃいます。高山病です。ちなみに根性ではなおりません。

「楽しむ」の種類が少しばかり違いストイックに楽しむ感じ?ですかね。自分のまわりには富士山記念登頂以来、その苦しさにはまって
毎年登ってしまう人、山登りは好きだけど富士山はもういいと言って遠ざかる人に極端に別れます。自分はその不思議な魅力にはまり、
なぜか7回も登ってしまいましたが。。。ということで初めての “楽しみながら” というトレッキングで、達成感もありつつみんなが知っ
ているくらい有名で自分も一度は行ってみたいと思った事があるところ、、そう!屋久島ではないでしょうか !!みたいな ?
ということで !屋久島編です!ちなみに富士山の登山中に撮った写真は、あまりにもかわり映えしない風景のために全部同じような写真
になってしまいました。。。何人かで行くんだったら写真よりムービーの方が面白いですよ!空気が薄いのでみんな必要以上に苦しそうに
してるんですが、行ってない人が後からそれを観ると、このひと、なにがそんなに苦しいの?具合悪いの?トイレ我慢してるの?とか
思っちゃうくらい不自然な感じに映りますですよ。

まあ、日本最高峰、そして世界文化遺産の富士山の話は今回はおいといて、世界遺産 屋久島へ
屋久杉を見てみたい!一度でいいから縄文杉を見てみたい!苔むす森へ行ってみたい!という方たちの参考になれればうれしいです。

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A5横・カラー52ページ・800円(税別)

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2012に出品した時用に特別付録で作った
一枚一枚とてもキレイとは言えないハサミ使いで制作した超手作り小型ペナント(しおり仕様)
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また作ろうか、このコが検討中。