奥川純一写真展   “ SNAP ATAMI・スナップ熱海 ” のご案内
*熱海の写真のみ約90点の展示。 11月には製作中の熱海の本(今回の未発表写真とひとこと文章で構成)を観覧展示の予定です。  今年7月にグラフィック社より出版しました床写真本「足の下のステキな床」掲載に快くご協力をいただきました 熱海の 床たち(みなみ製菓、起雲閣、ボンネット、サブテーラー、理容かとう他)及び掲載以外の熱海の床の写真も展示。
会期:2017年 11月30日(木)まで開催中
 
会場:Haco CAFE 熱海  http://haco-cafe.net  熱海市田原本町3-4、一ノ瀬ビル5階  ☎0557-81-7015
(熱海駅すぐ  平和通り名店街を下り 伊東園ホテル熱海館の向いビル5階*注目ポイント:階段のみ)
 
営業時間:13:00~20:00 定休日:火曜日、第1・3月曜日
熱海海上花火大会がある日や、臨時で時として営業時間変更の場合もあるので確認をお願いします
facebookinstagramの方が情報の確認は早いかもですww)
                                                        
熱海は不思議な場所で、じわじわとその良さが染みてくるといった感じの場所。 この2年間程  熱海にはまり、いつのまにか熱海をたくさん撮っていました。熱海といっても地域的に端から端まで見たわけでもなく、時間的にも過去から見続けてきたわけでもないので、自分が撮影してきたものは熱海のほんの一部に過ぎないかもしれませんが、ガイド的な街紹介とは別の視点で自分が感じた嬉しさとワクワク感の熱海を、観光で訪れた方はもちろん地元の方にも見慣れた風景をちょっと違った角度から楽しんでいただけたらとても嬉しいです
 
     
  
 
 熱海の歴史を垣間みると、超ざっくりですが、温泉の歴史、家康のコト、市外電話発祥の地であるコト、カフェー地帯のことなどなどちょっと興味深い事もたくさんでてきますが、自分の場合は文字を読むのが苦手ですぐに眠くなってしまうので、書物から学ぶ事は皆無に近く今のところ公式で正確な熱海のコトは無知に近い状態で、いろんなお店の方や、たまたまお話した地元の方々から直接聞くお話でボクの熱海知識は構成されているといっても過言ではありません。また、ここ熱海には様々な面白い活動をされてる方も多いようで、調べると街散策などを企画しているとこもあったりするようです。街の歴史を知るにはこういうのも良いかもしれませんね。自分の場合は一人で頭の中にストーリーを描きながら見た景色 から想像を膨らませ、もくもくと写真を撮るのが好きなので、地味に一人で写真を撮リ歩いています(笑)というか写真を撮っていると周りがみえなくなるので、グループ行動だと大抵はファインダーから目を離すと周りにもう誰もいない場合が多く、ここだけのはなし、だいぶ行動を乱していることが多いようです。。。
 
 
 今回は、たまたま親戚が熱海にアトリエとして(というと大袈裟ですがw)使わせてくれている 場所のおかげで、そこをベースに熱海を中 心に伊豆を撮影する時間が増えてることもあり、ちょっとした アーティスト・イン・レジデンスのような気持ちで自分なりに写真というジャンルで熱海と向き合っています。今回の展示は「熱海を知る」というよりは 「写真で観る熱海観光」という感じかもしれません。ということで タイトルはドキュメント熱海とかではなく「スナップ熱海」です。 写真の持つ力でこの熱海という場所が更に魅力的に写っているといいなと思ってます。
  
 
7月に共著でグラフィック社より出版しました「足の下のステキな床」が観覧用に置いてありますが熱海の床が数カ所掲載されていますので、ポストイットを貼ってあります。その後ろに、掲載しました床はもちろん、掲載とは関係ない熱海のスピンオフ床も飾ってあります、本もハコカフェにて販売中です。出版を記念して作っていただいた「足の下のステキな床てぬぐい」(マニアパレル製作)も販売中です*「坂道止まれてぬぐい」もありますww。他、会場には著書を数冊観覧用に置いてあり、今回は写真集「ブラウンダイアリー」、リトルプレス「ナポリタン、」「なんで9月に屋久島に行ってしまったんだろう」、未発売手製本「チェンマイ」などなど。
写真集「picnic360°」とリトルプレス「インスタントチェンマイ人」は今回も会場販売しています。
グラフィック社『足の下のステキな床 』(今井晶子・奥川純一・西村依莉/著)*あいうえお順
1970年代を中心とした、キッチュでかわいい“足下”写真集。
各地に残る、昭和の喫茶店、遊技場、ビルの床や階段など189点を掲載!